雪国では平屋がおすすめ?秋田市在住の方に解説します

「雪国に住んでいるけど平屋に憧れる」「雪下ろしが面倒くさい」
秋田市にお住まいで、このように考えている方はいらっしゃいませんか。
雪国特有のお悩みを解決するには、その地域に特化した専門家でなければノウハウは持っていませんよね。
今回は、雪国で平屋を選ぶ際に知っておきたいことを解説します。

平屋を選ぶ際に気をつけるべきポイントとは

まず一般的に言われている、平屋を建てる際に注意すべきポイントを紹介します。

最初に紹介するポイントは風通しと日当たりに気をつけることです。
平屋でこれらを確保することはより難しくなります。
風通しを良くするには、複数の窓を対にして設置すると良いでしょう。
日当たりについては、過ごす時間の長いリビングなどの部屋に最も日当たりの良い方角に向くような間取りにすることをおすすめします。

屋根の断熱を工夫することも重要です。
特に積雪する地域では屋根に雪が積もることもあるでしょう。
その場合に屋根を通して室内の温度が奪われるかもしれませんので注意が必要です。

他にも、同じ床面積の2階建て住宅よりもコストがかかる場合が多いことが挙げられます。
これは平屋の方が、基礎工事を行う面積が広いことに起因します。

また、平屋の場合、家族間でのプライバシーに気を配る必要もあるでしょう。

雪国で平屋を建てる際は、どのような注意点があるのでしょうか。
積雪を想定して玄関先が埋もれないよう工夫をする必要があります。
例えば、基礎の高さを高くすることが挙げられます。

今人気の平屋の特徴として、窓が大きいことがあります。
しかし、積雪する地域では相性が悪いと言えるでしょう。
軒を設けて雪対策を行う工夫をしたり、断熱材に力を入れたりしましょう。

屋根の工夫とは

積雪する地域では、屋根に雪が積もった際に雪を下ろす必要があるでしょう。
しかし、屋根によって雪下ろしをしなくても良いものもあるので紹介します。

まず、二方向に雪を落とすように設計されたものとして切妻屋根と差掛け屋根があります。
前者はよく三角屋根と呼ばれているもので、後者は二方向の屋根に高低差があるものです。
後者は二方向で落雪の量をコントロールできることが特徴ですが、コストが高くつくこともあるでしょう。

片側に雪を落とすように設計された、片流れ屋根もあります。
これは三角屋根の片方の屋根しかないような見た目をしています。
一方向のみに落雪できることが特徴です。
使用しない土地に雪を落とせれば、雪かきをする必要もなくなるでしょう。

無落雪屋根もあります。
文字通り雪を落とさず屋根に溜め、溶けた雪を地面に流す設計となっています。
そのため、土地が狭い住宅でも導入しやすいでしょう。
ただし、雪を溜めるために住宅は強い構造にする必要があります。

まとめ

今回は、秋田市にお住まいの方に向けて、平屋を選ぶ際に気をつけたいポイントについて紹介しました。
屋根によって雪下ろしをする手間が省けることも分かりました。
当社では、雪下ろしをしない住宅も扱っておりますので、気になる方はご連絡ください。