雪の多いエリアでは、雪対策は必要不可欠です。
平屋住宅の雪対策としては、雪止めの設置が効果的です。
しかし、それを設ける利点って何なのかと疑問をお持ちの方も多いですよね。
そこで今回は、屋根に雪止めを設ける利点とその際の注意点についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
屋根に雪止めを設置する2つのメリットとは?
1つ目のメリットは、落雪による事故やトラブルを防止できることです。
屋根に雪止めを設置することで、落雪が原因の事故やトラブルが発生する確率を減らせます。
雪止めを設置しないと、かたくなった雪が落ちてしまうため、車やカーポートなどが破損する可能性があります。
また、隣の家に落雪したり、道路を塞いでしまったりするので、雪が多いエリアではこれを設置することで、落雪による事故を未然に防げるでしょう。
2つ目のメリットは、屋根の付帯物の破損を防げることです。
雪止めを設置しないと、屋根に付帯している雨どいなどの破損の可能性が高まります。
雨どいが破損した状態だと、降った雨が建物を直接つたってしまうので、腐食の原因になります。
これは、建物自体の寿命を短くすることにも繋がります。
雪止めは住宅の寿命を長くするためにも効果的に機能するでしょう。
屋根に雪止めを設置する際の3つの注意点を解説!
1つ目の注意点は、耐震性能が低くなることです。
雪止めを設置すると、屋根に雪がとどまり重くなるので、耐震性が低下します。
屋根が軽ければ軽いほど、耐震性が向上するため、雪止めを設置し過ぎるのは好ましくないです。
地震が発生したときに屋根が崩れるのが心配な方は、まずは専門家に相談してから、設置を検討すると良いでしょう。
2つ目の注意点は、雨漏りの原因になる危険性があることです。
雪止めを設置した場合、屋根の老朽化が進行していると、雨漏りの原因になります。
ただ、適切に工事すれば雨漏りの心配をする必要はないので、設置に慣れている業者に依頼することが大切です。
3つ目の注意点は、雪止めを設置できるタイプとできないタイプの屋根があることです。
雪止めは、屋根の種類を問わずに何でも設置できるわけではありません。
たとえば、アスファルトシングルの屋根の場合、瓦タイプの雪止めや金具タイプの雪止めの使用はできません。
また、陸屋根のように傾斜が少ない平たい屋根の場合は、これを設置しても絶大な効果が期待できません。
屋根の種類や形状によって、設置できない、しなくて良い場合もあるので、自分の家の屋根はどのタイプの屋根なのかを確認しておくと良いでしょう。
まとめ
今回は、屋根に雪止めを設けるメリットとその際の注意点についてご紹介しました。
これを設置することで、建物の破損を防ぐだけでなく、人に対する危険を未然に防止できます。
秋田市にお住まいで雪止めをお考えの方は、ぜひクリエイトホームズまでご相談ください。